シンポジウム「ネイチャーポジティブへの挑戦 ー 生物多様性の喪失は誰の問題で誰がどう解くのか」【生物多様性科学研究センター】
2025.02.18 |
2025年3月14日(金)13:00〜17:00、大宮キャンパスにおいて、龍谷大学 生物多様性科学研究センターが取り組む研究成果や、京滋エリアを中心とした企業や行政のネイチャーポジティブに関する取り組みを、広く一般の方に向けて発信するシンポジウムを開催いたします。ご興味ある方はぜひふるってご参加ください。
■実施概要:
・名称:
シンポジウム「ネイチャーポジティブへの挑戦 ー 生物多様性の喪失は誰の問題で誰がどう解くのか」
・日時:2025年3月14日(金)13:00〜17:00(終了見込)※12:45開場
・会場:龍谷大学大宮キャンパス 東黌(とうこう)101教室
・所在地:京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1
(京都駅より北西へ徒歩約15分)→交通アクセス | →キャンパスマップ
【→お申し込みフォーム】※参加無料・事前申し込み制(先着順にて受付)
■プログラム:※2/28時点情報。報告テーマ・順序・所要時間は変更となる場合があります。
・第一部:生物多様性に関する調査や取り組みの報告
・第二部:保全のための社会システムの構築に向けたパネルディスカッション
時刻 | コンテンツ | 登壇者・テーマ等 |
13:00-13:05 | 開会あいさつ | 深尾 昌峰教授(本学政策学部/副学長) |
13:05-13:25 | 報告①(20分) | 山中 裕樹教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長) 「ネイチャーポジティブをどう解くのか:難問の共有から小さな成功例の発信へ向けて」 |
13:25-13:45 | 報告②(20分) | 増澤 直氏(株式会社地域環境計画 生物多様性推進上席マネージャー/NPO法人地域自然情報ネットワーク 副理事長) 「地域のネイチャーポジティブ実現に、企業はどう貢献できるか」(仮題) |
13:45-14:05 | 報告③(20分) | 山口 美知子氏(公益財団法人東近江三方よし基金 常務理事兼事務局長) 「人と人、人と自然をつなぐ市民コミュニティ財団の可能性」 |
14:05-14:20 | 報告④(15分) | 三好 順子氏 (株式会社ダイフク サステナビリティ推進部 環境品質グループ) 「ダイフクの環境の取り組み」(仮題) |
14:20-14:35 | 報告⑤(15分) | 奥村 浩気氏 (滋賀県琵琶湖環境部 環境政策課企画・環境学習係) 「ネイチャーポジティブ×地方創生:自然と共に生きる地域づくり」 |
14:35-14:50 | 報告⑥(15分) | 今田 舜介氏(滋賀県立琵琶湖博物館 学芸員) 「資料を未来に引き継ぐ博物館のこれまでとこれから」(仮題) |
14:50-15:20 | 【休憩】 | |
15:20-16:05 | パネルディスカッション① (45分) | テーマ:「生物多様性調査の価値とそのシステムの確立・維持について」(教育、研究、市民活動、啓発) モデレーター:山中 裕樹教授(本学先端理工学部) パネリスト:増澤 直氏(株式会社地域環境計画)今田 舜介氏(滋賀県立琵琶湖博物館)、奥村 浩気氏 (滋賀県琵琶湖環境部)、岸本 直之教授(本学先端理工学部) |
16:05-16:50 | パネルディスカッション② (45分) | テーマ:「生物多様性データを基軸とした保全のための社会システムの構築に向けて」(保全予算の内部化、行政施策、金融) モデレーター:深尾昌峰教授(本学政策学部) パネリスト:山口 美知子氏(東近江三方よし基金)、三好 順子氏(株式会社ダイフク)、山本 卓也氏(滋賀銀行 総合企画部)、只友 景士教授(本学政策学部) |
16:50-16:53 | コメント | 東洋紡株式会社 |
16:53-17:00 | 閉会あいさつ | 山中 裕樹教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長) |
■企画趣旨:
私たちの生活は、さまざまな生き物たちが築くネットワーク=生物多様性に支えられていますが、開発や乱獲などの影響により、そのバランスが崩れつつあります。近年多くの企業・団体が生物多様性の保全や回復に関する取り組みを始めており、龍谷大学では2024年3月1日に「ネイチャーポジティブ宣言」を発出しました。
サステナビリティへの貢献が社会共通の喫緊の課題となった今、どのような「知の融合」が求められているのでしょうか? 本シンポジウムは、龍谷大学 生物多様性科学研究センターで取り組む環境調査の報告や環境保全にかかる行政や企業の取り組み事例の報告、そして、産官学の多様な立場の登壇者によるパネルディスカッションで構成します。シンポジウムを通じて、ネイチャーポジティブを取り巻く現状について参加者と共に考え、新たな知の融合を目指す機会とします。
■実施体制:
・主催:龍谷大学 生物多様性科学研究センター
・後援:滋賀県
・協力:滋賀県立琵琶湖博物館| きょうと生物多様性センター
・協賛:東洋紡株式会社
■問い合わせ:
龍谷大学 生物多様性科学研究センター
TEL 075-645-2154(研究部内)
E-mail seibutsu-jimu@ad.ryukoku.ac.jp
